多読とは

これまでの英語学習

  • わからないところは辞書で徹底的に調べる
  • 知らない単語はすべて覚える
  • 文章は細かいところまで分析し、100%理解する

 

 

この学習法によって、どれだけの学習者が英語ができるようになり、
どれだけの英語嫌いを排出してきたのでしょう

 

この学習法で英語ができるようになるのは、
ごく一部の忍耐強い学習者のみで、
 

この長い忍耐を乗り越えなければ、英語はできるようにならない
というのが、これまでの英語学習の常識とされてきました。

 

そして、今でもなお、多くの指導者たちがそう信じ、
このような指導が続いています。

 

しかし!!!

 

英語が母国語ではない国の、英語を話す人すべてが、
この忍耐を乗り越えてきたのでしょうか?

 

単語を徹底的に暗記し、
難しい文法を叩き込み、
わからない単語を全て調べ、
完璧な英語を手に入れてきたのでしょうか?

 

答えはNoです。

 

かしこいあなたならもうわかっているはずです。
今までの教育に誤りがあったことを。

 

多読による英語学習は、これまでの常識を全て覆すものです。

 

効果的な学習法
・自分にとって楽しい

・達成可能なことをする

・完璧にこだわらない

最も効果的に外国語を学習するには、これらの条件を満たす必要があります。

そして、この条件を満たす学習法が多読なのです。

 

多読とは?

 

では、多読とは、いったいどんな学習法なのでしょう?

 

「英語をたくさん読む」
と聞くだけで、英語が苦手なのに、楽しいわけがない!
と思ってしまうかもしれません。

でも、安心してください。

 

 

 

多読の三原則
・辞書はひかない

・わからないところはとばす

・つまらなければやめる

 

辞書をひかずに、わからないところはとばしながら読んでも、
大筋の内容は理解できる本からスタートし、

大量の英語に触れ、英語を英語のまま理解をする訓練をするのです。

 

無理をして難しい本を読む必要はありません。
自分にとって読みやすい本を読む
ただそれだけでいいのです。

 

1ページに単語が2つ3つというような本から始める。

これだったたら、読めそうな気がしませんか?
難しい英語ではないので、
これなら苦痛も伴いません。

 

簡単な英語でも、一冊の本を読み終えたという達成感を味わうことができます。
自分の好きな内容の本を選ぶので、
おもしろさも感じることができ、
 

 

また面白くないと感じれば、
ちがう本に変えればOK。

 

 

それを繰り返し、英語に対する免疫をつけ、
少しずつ少しずつレベルアップしていきます。

 

 

一見、とても遠回りをしているようにも見えますが、

実はこれが一番近道でかつ確実な方法なんです。

 

 

なぜ、多読が必要?

 

「中学・高校と6年間も英語を習うのに、話せるようにならない。」
そんな話をよく聞くと思います。
これからは、小学校の2年間もプラスされて8年間になります。

 

 

8年間になれば、話せるようになるのでしょうか?

 

多くの方は、No?と思っているのではないでしょうか。

 

 

私も今のままの教育ではNoだと思っています。

なぜでしょう?

 

 

 

インプット量

 

1つ目は、今の教育では、英語を英語のまま理解し話す方法が身に付きません。
一度、日本語を通して考え、それをまた英語に戻すという方法なので、
コミュニケーションの手段としては、時間がかかりすぎる。

 

 

実践的ではないのです。

 

 

そして、もう一つ。
インプットする英語の量が圧倒的に不足しています

 

 

 

現在の中学の検定教科書に含まれる英文の量は、3年間で約7000語と言われています。
高校の教科書で約2万語と言われています。
合計すると、6年間で約3万語しか読んでいません。

 

 

 

 

英語の基本語2000語をマスターするのに必要な読書量は300万語だと言われています。
基本語2000語を多読でマスターしておけば、
会話の聞き取りに困らない程度の英語力が身に付くと言われています。

 

これくらいの量をこなすことで、やっと実践的な英語力が身に付くのです。

 

 

現在、大学受験に必要な単語数は3000~5000語とも言われています。
基本語2000語よりもはるかに多い量の単語をマスターするのには、
600万語ぐらい必要そうですが、3万語しか読んでいない。

 

 

完全なインプット不足なんですね。

 

 

多読は、学校英語で不足しているインプット量を補い、
より実践的な英語力を身に付けるために、とても有効な学習法であるといえます。

 

 

経験値を増やす


学校教育も変わってきているとは言え、
まだまだ文法中心の授業であるのは、皆さまもご存知の通りです。

 

 

この文法中心の学習というのはどういうことなのか、少し料理に例えてお話してみましょう。

 

 

文法ばかりを勉強するというのは、
料理でいうと、レシピを丸暗記するようなものだと思うのです。

 

実際に料理は作らずに、レシピだけをひたすら丸暗記します。

暗記するレシピは一種類ではありません。
100個のレシピを覚えて、三ヶ月後にテストをします。

さ~どれだけ正確にレシピを覚えているでしょう??

 

作ったこともない料理を100種類も覚えるなんて・・・

中にはできる人がいるかもしれないけど、なかなか難しいですよね。

 

これが文法中心の勉強です。

 

さて、これを次のような授業に変えるとどうでしょう?

1ヶ月に1つだけレシピを習います。
1回目は、材料の紹介だけ。
2回目は、材料の確認と分量を量る。
3回目は、材料の確認、分量を量り、下ごしらえ。
という具合に少しずつ進み、一週間でようやく一つの料理が出来上がります。
そして2週目、じゃあ、今週はレシピをみながら、自分でやってみましょう。
3週目レシピは確認程度で。

そしてむかえる最終週!

 

最終週には、何も見なくても、計量もしなくても作れちゃいますよね?

 

これが多読のイメージです。

知識も大切ですが、その言葉がどんな場面でどんな風に使われているのか、という経験をたくさん積む。
覚えている単語でも、使い方がわからなければ、使えないのです。
その使い方を経験できるのが、多読なのです。

 

Posted by yoshie